クレジットカードの審査について調査!審査落ちのリスクを下げるには?
クレジットカードは誰でも申し込んだら所有出来るものではありません。クレジット支払いの性質上、申し込み者の信用を知るためにクレジット審査に通る必要があります。
ではクレジットカードを申し込んだ際に、どのような基準で審査が行われているのかを今回は調査してみました。
クレジット審査の流れと審査内容について
クレジットカードの審査の流れは、まず入会申込書(申し込みフォーム)の内容チェックを行い、記載内容を確認します。
その後自社のデータベースや信用情報センターへの照会が行われて、過去に申込者が支払いの延滞や未納などを含めた問題を起こしていないかのチェックは入ります。
最近はこの一連の審査がシステムによる自動化されているのでどのクレジットカード会社も審査時間を大幅に短縮しつつあります。
楽天カードやYahoo! JAPANカードで審査が2〜5分程度で完結するのもこういったシステムがかかわってるものと思われます。
ただしシステムがすべてを判断するわけではなく、システムが判断出来ない内容に関しては今でも審査員による確認が入る場合もあるようです。
では、クレジットカード審査はどの観点からチェックが入っているのかというと、「Capacity(資力)」、「Character(性格)」、「Capital(資産)」の3Cと呼ばれる項目です。
- 【Capacity】…返済能力をチェック。職業、勤務先、雇用形態、勤続年数、年収、借入額から、継続的に安定的な収入があるかを判断する。
- 【Character】…過去のクレジット履歴などを信用情報機関に問い合わせ、返済日に延滞なく返済するかどうか性格を判断する。
- 【Capital】…居住形態、居住年数から、万一の際に、返済時の担保となりうる資産があるかを判断する。
やはりクレジットカード会社は、事実上お金を貸しているのと同じなので、返済出来なさそうな人には予めカード発行したくないというのが本音です。
その人が“信用”できるのかを色んな角度からチェックしてきます。
安定した収入・今までのクレジット前歴・担保の有無や住まいの状況。クレジット審査の中でもこれらの内容が重要視され審査の判断になります。
安定した収入や担保の有無についてはなかなか急に増やすことはできませんが、日頃からクレジット審査に通りやすくするために心がけておくことができるものもあります。
クレジット審査を通りやすくする日頃からできるものは、
@「記入項目は可能な限り全て、そして正しく記入すること」、
A「他カードや通信費、奨学金など月々の支払いがあるものは延滞をしないこと」、
B「無駄にクレジットカードを発行しないこと」
この3点が日常から気を付けてできることです。
これらを注意しておけば審査落ちのリスクは通常よりも下げることが出来るはずです。
また、延滞情報については最大5年間保存されているので、延滞が多くい場合は、5年間はカード審査に通らないと考えてもいいかもしれません。
ただ延滞が原因で一度カード審査に落ちた場合だと、保存されている5年の期間を超えれば審査に通る場合もあります。